多分今日限り。

ここはDM喫茶「あまやどり」。
お客さんは少ないですが、コーヒーの味に文句を言いながらも、
毎日来てくれる、良いお客さんばかりです。
今日も、学校から帰って、友達の優が二人来てくれました。
(自分で言っておきながら、学生でマスターって絶対おかしい)
かかるBGMは『雨にぬれても』。
濃く淹れたコーヒー、学校の話・・。いつも通り、平和な店内でした。


・・そう。あのお客さんが来るまでは・・・・・・。


優♂「でさ、俺は体育のゴリ山に言ってやったんだよ。
   『俺達は、ニシンのパイ包みか!』ってな!w」
優♀「うわ、今世紀最大に的確なツッコミじゃない?それww」
夜露「コーヒー零すからやめてくれwww」


カランコロン・・・


夜露「いらっしゃいませ。
   ・・・・・・あれ、もしかして君達は・・」
雷々「はじめまして。夜露さ・・」
いゆ「みゅーん。いゆいゆでっす!」
夜露「やっぱりですか!いやあ、光栄です。
   こんなところまで足を運んでいただいて」
雷々「全然ですよ!ずっとここに来たかっ・・」
いゆ「ここらへん探すのに、足が棒になったのでっす!」
雷々「いゆいゆ、態と被ってきてるだろ・・」
優♀「っていうか、『でっす』じゃなくて『でーす』だよね?」


夜露「さて、5P、もとい一人5役での日記です」
優♂「最早・・・なんと言葉をかけていいのか・・・」
雷々「病的というか・・・」
優♀「末期というか・・・」
いゆ「病院行くといいでーす♪」
夜露「このように、4連コンボで私の傷を抉れるようになったわけです。
   そしていゆいゆちゃんのキャラクターに、
   凄く毒があるので私はもう立ち直れないかもしれません」
雷々「ごめんなさい・・こんな娘で」
優♂「いえいえ・・こちらとしても、助かってますから・・・」
優♀「日本人って気持ちをストレートに言えなくて疲れるね!」


雷々「いやあ、いゆいゆを使っていただいちゃって。
   っていうか、『雷々』って打つの面倒ですよね?」
夜露「いいんですよー。面白そうだっただけですから。
   ただ、『雷々』って打つのは凄く面倒です」
優♀「いゆいゆちゃん、『あまやどり』に来てみてどう?」
いゆ「凄く、古臭くて良い感じでーす!
   この料理も、歯ごたえがゴムみたいなのでーす!」
雷々「お願いだから『レトロ』とか『アンティーク』とか言って!
   『歯ごたえが良い』とかさあ!」
優♂「でも、言っても、ここの料理はなかなかですよ。
   なんかこう、落ち着くっていうか・・・」
夜露「嬉しいこと言ってくれるねぇ」
いゆ「本当なのです!
   こんなにホッとする、温かいパフェは初めてなのでーす!」
優♀「溶けてるんじゃん!」
雷々「地雷踏むなら歩くのやめてくれ・・・」


雷々「それじゃあ、僕たちはそろそろ・・」
いゆ「門限が7時なのでーす!」
優♂「門限なんてあるんだー。
   そんなの守らなくたっていいじゃん。夜は長いよ・・・?」
いゆ「みゅーん。うざいのでーす♪」
優♀「ねえ、殴っていい?殴っていい?絶対痛くしないから殴っていい?」
夜露「許す」
雷々「手伝います」
いゆ「こ・・恐いのでーす・・・・」
優♂「いゆいゆを傷つけると、俺が許さないよ・・?」
いゆ「ストーカーキモいでーす・・・」
優♀「・・・目ェ覚ました?」
優♂「ああ・・・・おかげさまで」
優♀「さて・・・どうしよっか?」
優♂「ねえ、殴っていい?めっちゃ痛くするけど殴っていい?」
夜露「許す」
雷々「手伝います」
いゆ「た・・助けてください・・・。
   ちょっ、痛っ・・肩はやめてください!
   肩なし!反則!優ちゃん、そこレバーだから!」


いゆいゆちゃんは、キズがつきました。
この後いゆいゆちゃんは帰る場所もなく、漫画喫茶で夜を越したそうですが、
それはまた・・別の、お話。(森本レオ


今日の教訓。
口は災いの元。


雷々「改名しよう・・・」


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