アミラーゼキャノン。

理科で、「唾液はデンプンを何に変えるのか」という実験をしました。


1.唾液と水を混ぜ合わせ、うすい唾液をつくる。
  デンプンのりとうすい唾液を混ぜ合わせて、試験管に入れる(A)。
2.デンプンのりと水道水を混ぜ合わせて、
  試験管に入れる(B)。 (対照実験)
3.試験管A,Bを、40度のお湯で5分ほど温める。
4.A、Bの中身を半分別の試験管に移し変える(A',B')
5.A、Bの試験管にヨウ素液を加え、反応を見る。
6.A'、B'の試験管にべネジクト溶液を加え、加熱し、反応を見る。


という工程になっています。
デンプンが残っているなら、ヨウ素液が青紫に反応し、
糖があるなら、べネジクト溶液が赤褐色に反応するわけです。


この実験には、唾液が必要不可欠です。
唾液を採取する方法は2通り、
1.コットンを口の中に1分間ほどふくむ。
2.ストローでビーカーの中の水を、吸ったり戻したりする。
という方法があります。
どちらも、発情期、否、思春期真っ盛りな13,4の子供的に、
恥ずかしいこと火の如し。誰も好き好んで唾液を提供しないわけです。
勿論、唾液だらだら流してたら、それは変態真っ盛りですけども。


A「夜露・・・唾液担当してくれる?」
夜「・・・・・・・・・・いいよ」
A「あー、ありがとー。ホントありがとー」


ストローで、吸ったり戻したりする私。
水がだんだん濁っていくのが切ない。


B「夜露ー、唾液ってどうやんのー?」
夜「んー?ストローで吸ったり出したりすんの」
B「汚ね!」


切ない。


C「シクルー、コットン食ってくれよー」
夜「いや、俺さっき、ストローでジュコジュコしたばっかりなんだって」
C「今は空いてるんでしょ?頼むよー」
夜「・・・・・・・・・・・いいよ」


コットンが超モガモガする。
宍戸錠っぽい?と思ったが、誰も気付いてくれない。
あと、コットンを口から出す時が切ない。


D「夜露ー。頼むよ。コットン食ってくれよ」
夜「俺、もう一回食ってるんだよー」
D「・・・これでどうだ?(ジュラルミンケースを開ける感じ)」
夜「・・・・そ、そんな手には乗らんぞっ」
E「・・好きなだけ、書くといい(小切手出す感じでコットンを差し出す)」
夜「・・・・このことは内密にな」


もういいよ。コットン超美味いよ。


唾液出しまくりで、もう私は、
どこに出しても恥ずかしくない、立派な変態に成り下がったのですが、
とりあえず実験開始です。


ヨウ素溶液を入れると、反応はなし。
デンプンが、他の物質に代わったことの証明になりました。
ベネジクト溶液を入れ、加熱。
冷めてくると、赤褐色に変化しました。


先生「おお、夜露の班ちゃんと変化してるな。
   ここまで変化したのを見たのは、年内じゃ初めてかな」


そんなにか。
私の唾液も、捨てたモンじゃないなと思ったわけです。


ふと思い出したのですが、小学校でも同じような実験があり、
私が唾液担当になったのです。
そのときも、


先生「おお、凄いな。他の組は上手くいった所なかったんだけどな」


と言われたのです。
マジで、私の唾液は何か特別強力な効果を持っているのかもしれません。
こんな唾液ですが、よろしければ誰か貰って下さい。(変態


今日の教訓。
理科の恥は掻き捨て。


もう、ベロンベロンです。


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