もし君に一つだけ強がりを言えるのなら。

エピソードは10〜20ありますが、
ここに書けるちゃんと面白い話は4、5個しかないことに気づきました。
ここに書けない話、っていうのは、完全な内輪ネタと、うんこの話です。


そんな、数少ない、書けるエピソードの話。
1日目は函館でした。
お洒落で歴史が深く、潮風で髪がバリバリになる街で有名です。
ホテルで夕食を食べた後、函館山に向かいます。
この函館山からの夜景、
香港、ナポリと並び、世界三大夜景に数えられるほどの夜景。
それはそれは美しい眺めです。


しかし、山からの眺めですから、雲があると見えません。
それに、函館山は三方が海ですから霧が多く、
5月に夜景を見るのは非常に困難。
・・なのですが、日頃の行いが良いのか爽やかな快晴。
夜景はバッチリ見られる天気です。


バスガイドさん
「この函館山からの夜景、人工的なイルミネーションもあるのですが、
 全くの偶然で作られた素敵なイルミネーションがありまして、
 道路やなんかの街灯でですね、カタカナで
 『ハート』『スキ』と書かれている場所があるそうです!」


これは良い。好きな娘と見られれば最高の思い出です。


頂上に上りますと、夕方でも素晴らしい眺め。
これが夜になると、もっと美しく光り輝きます。
夜、部活の仲良しメンバーが集まりまして、
その中の好きな娘に狙いを絞ります。
神話でエロスは恋の神様です。初めて、エロスで良かった、と思いました。


好きな娘「ねー、『ハート』見つけたー?」
夜露シク「ああ、見つけたよー。ほら、あの船あんじゃん?
     あの船のところにオレンジ色で『ト』があるしょ?」
     で、その右上に『ー』が白色で見える?」
好娘「うん、見えるよー」
夜露「じゃあ、その上にさ、ずっと遠くに『ハ』見えない?」
好娘「あの、めっちゃ輝いてるとこ?」
夜露「うん、それそれー。縦書きで『ハート』って書いてあるしょ?」
好娘「うわー、ホントだー!ありがとね!」


他の友達に先に聞いておいて良かったな、と思います。
いつもより眺めの悪い左に少しトキメいてるよ!(マッキー
3日目に他のクラスの奴に、
「夜露って、好娘と付き合ってんの?函館で2人でいたじゃん。
 俺、写真にバッチリ撮ってあるからw」
とか言われてヒャッホイです。ハイパーヒャッホイです。
焼き増し頼み忘れちゃったよ!いっけね!(ハイパーハイテンション



『スキ』は見つけられなかったのですが、
2人で夜景も見られたし、最高の思い出を抱いてバスに戻ります。


バスガイドさん
「というわけで、夜景、とっても綺麗でしたねー!
 みんな『ハート』、見つけられた?
 全くの偶然なのに、綺麗に横書きで見られましたね!」



ええー。


今日の教訓。
夜景は何を見るかではなく、誰と見るか。


まあ、新しい恋が見つかった、ってことで。


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