ICO。

WEB拍手レスから。


地味に23日もブログ記事
楽しみにしてたので記事が無くてちょと残念です><


パソコンは基本11時まで、ってことにしてるので、
メール返信したり、極楽システムで回してたり、
妄想に耽っていたりすると時間が無くて更新できないんですよ。
でもまあ、昨日は単純にネタがなかっただけです。
裏ッチックの過去ログをずっと読んでました。




さて、皆さん今週のジャンプは読みましたか?


ダブルアーツは読みましたか?


「つないだ手と手が紡ぐ物語」とありますが、
本当に素敵なお話ですね。流石は古味先生です。
※以下ネタバレ注意




物語は、小さな街「ターム」で始まります。
「トロイ」という世界中で猛威をふるっている死の病、
これを治療するシスターという職業をしているのが、
ヒロインのエルレイン。可愛いです。こんな絵を描きたいです。
このトロイという病気、肌に触ったら感染してしまう病気なのですが、
強い耐性で"敢えて"肌に触り、菌を吸い取って治します。
そのためシスターは、みんなトロイの感染者。
エルレインも、大ゴマを使って
「きっと私は 20歳までは生きられないと思います」
と言っています。可愛いです。運命を背負った少女です。


シスターは病気を治すとともに、もう一つお仕事が。
それは、「トロイにかからない人を探すこと」。
耐性があるとかそんなレベルではなく、全く感染しない人。
そんな人を見つければ、この病気は克服できるかもしれません。



・・と説明が入った矢先、エルレインに発作が。
トロイは発作が起きれば、助ける手立てはありません。
死を覚悟したそのとき、エルレインに"触れた"少年。
慌てるのですが、何故かこの少年、トロイに感染していません。
それに、この少年に触れている間、発作が止まっている・・?


この少年の名はキリ。磯野でしょうか。
キリはもしかしたら、探していた
「トロイにかからない人」なのかもしれません。
シスター本部に電話に繋いで相談したのですが、


『キリ君に触れている間は病気の進行も止まる・・・。
 なら、ずっとそうしていればいいじゃん。
 寝る時もトイレの時もお風呂の時も。
 今この瞬間から、つないだその手を離す事を禁じます!!』


男と女です。今日会ったばかりです。
「あいのり」だってこんな急展開ありません。
これからエルレインとキリに課された任務は、
「シスター協会本部に、迅速にキリを連れてくること」。


ですが、それを邪魔する"ガゼル"。
ガゼルというのは組織の名。
彼らの狙いはシスターの命なのですが、
それ以外のことは分かりません。狙う理由すらも分かりません。
ガゼルの力は圧倒的。
「ガゼルに会ったら走れ」。
それが、シスター協会が教えてくれるたった一つの対策でした。



エルレインは立ち上がり言います。
「私があいつを引きつけます。


 ガゼルたちがシスターを襲う理由はおそらく、
 『トロイを治療できるから』です。・・なら!
 トロイの完全な治療法を見つけられる可能性のあるキリさんは!?
 きっともっと狙われる!
 バラバラならまだしも、二人でいたら生存率は限りなく0%です!

 
 私の夢は、この世からトロイが無くなることなんです。
 だから私、キリさんには生きていて欲しい」


手を離し、発作を起こしながら息も絶え絶えに言うエルレイン。
しかし、キリは言います。


「トロイの無くなった世界・・一番見たいのはあんたのハズだろ。
 見たいなら!1%でも可能性がある内から諦めんな!
 何が何でも生き延びてやるって・・そういう覚悟を今決めろ!


 オレは決めたぞ。
 あんたがこの手を取ったらオレはもう、
 絶対その手は離さない!
 何が何でも生き延びて、協会本部とやらに行ってやる!
 もちろん、二人一緒にだ」

エルレインは手を取りました。



そして、キリが考え出した作戦によってガゼルを一蹴。
初めて会ったエルレインの動きに合わせられ、
この土壇場で作戦を考え出す、キリは一体何者なんだろう・・?


このときエルレインは、知りません。
エルレイン達を待ち受ける戦いの日々も、
キリの持つ"不思議な力"についても。



繋いだままの手と別の手で握手する2人。
この日、2人は出会い、それぞれの運命を買え物語は動き出す。
物語はこの日この時この場所で始まった。





というのが、ダブルアーツ第一話、「"運命の人"」でした。
説明が拙くて申し訳ないです。
素晴らしい画力と、心地よいリズム。
私はもう、単行本を集めることに決めました。当然です。


読みどおり、第一話は素晴らしいものでした。
今まで、超面白い読み切りを書いてきた方ですから。
ただ、連載となるとどうなるんだろう・・?というのが凄く心配です。
私は「サムライうさぎ」とか、
こういう地味な漫画が好きでしょうがないのですが、
ジャンプに求められているんだろうか?と考えると微妙です。


ですが、私は間違いなく、この作品に恋しました。
多分、ダブルアーツの最も重要なポイントは、
「少女と少年がずっと手をつなぎ続けなくてはいけないこと」。
おっさんに見えて4月から中3な私など、
ピュアで綺麗なこういう作品は大好きです。
「俺もこんな冒険してみてー!あの娘としてみてー!」
と妄想を爆発させることでしょう。


手をつなぐ、という演出は大好きな私にとって、
手を離すと死んでしまう、という設定はかなり良いです。
私はこれから、「ダブルアーツ」を応援していきます。


皆さんも、「ダブルアーツ」で、ちょっとドキドキしてみませんか?


今日の教訓。
冒険はいつも突然に。


まだストーリー的に謎が多いですから、
この謎がどんどん解けていくのも楽しみです。


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