フユオ「あいつら、何だかんだで・・・」。

私の使っている教科書が、凄く面白いです。
現在、国語は品詞の勉強をしているのですが、
少し、ショートコントが載っているのです。


アキコとハルオは同じ班。
キャンプの後片付けも一緒です。
「アキコさん、そこ、汚れてるよ。なべ。そこ。」
「どこよ?」
「そこ。」
「どこよ!」
「底だよ!」
けんか寸前です。同じ「そこ」なのに、
どうしてこんな誤解が生じているのでしょうか。


これが、最初のアキコハルオエピソードです。
喧嘩から始まりますが、喧嘩するほど仲がいい、という言葉もあります。
次で、ハルオ君はアキコさんが好きだということが分かります。


「自分のこと『ぼく』って呼ぶ人と、
 『おれ』って呼ぶ人と、どっちが好き?」
「そういうの、たいした問題じゃないっていうか……。
 そういうことを言う人が嫌い。」
「なんで?」
ハルオ君、突然の「嫌い」宣言に、当惑気味です。


ハルオ君ガンバです。
アキコさんに好かれるように、聞いてみるのですが、一蹴。
でも、アキコさんはツンデレです。絶対そうです。


「ハルオ君、いくら読んでも全然わかんないのよ。この問題。」
「え。それ、ぼくでもわかったよ。」
「うそでしょう。」
「ほんとだよ。そんなの子供でも分かるよ。」
「えええ。ひどい、それ。」
三つの「でも」、みんな同じでしょうか。


アキコさんが折角ハルオ君に仕掛けてきたのに、
ハルオ君もツンデレでした。
次のアキコさんはちょっと可愛いです。


「似たものどうし、って言うでしょ?あれはさ……。」
「煮たものどうし?なべ?」
「ちがうよ。似る、似てる、似たもの、の『似る』。」
「煮る、煮てる、煮たもの、の『煮る』。なべ?」
「いや、確かに同じだけど、そうじゃなくて……。」


是非、ハルオ、アキコ、ハルオの順だと思って読んでみて下さい。
アキコさんが、頭が足りなくて可愛いですから。
「なべ?」が可愛いです。ちょっと頭を傾げた感じ。
で、いい感じな二人の話は、次で終了になります。


「ねえ。雨が降りそうだよ。」
「うん。雨が降るそうだよ。」
「えっ?」
「今朝、天気予報でそう言っていたから、
 傘を持ってきたんだ。備えあれば憂いなしさ。」
「何言ってるのよ。待ち合わせに遅れたくせに。」


これ、デートじゃないですか?
発言から、アキコさんは傘を持っていなさそうですし、
きっと、ハルオ君の傘に二人ではいるんですよ。ちくしょー。


以上、可愛いもの2連続でした。
私はもっと授業に集中すべきだと思います。


今日の教訓。
予習復習をしっかりと。


一回だけ、ナツコさんとフユオ君も出てきます。


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