国語の一年間を振り返って。

国語で、「テストするぞー。作文のテストー」と言われ、


・原稿用紙1枚で1点
・内容はよっぽど酷くなければオールOK
・先生を褒めたら一文2点
・先生を貶したら一文字−400点


というルールで作文を書かされました。
内容が問われなかったので、このブログテンションで書いてやりました。
友達や親に見せたところ好評だったので、
ショートショート」ということで、ブログにもアップしたいと思います。





 一年間の国語の反省をするならば、まず先生との出会いから書かなければなるまい。昔から小説というものは過去の回想から入り、今に至り、そして未来への希望、もしくは絶望を感じさせる描写、メッセージで締めくくるものだからだ。あと、何としてでも原稿用紙を稼がなければいけないからだ。マス目をうめるためならば、すべてのかんじをひらがなになおすのもじさないかくごだ。


 ラブコメの出会いは遅刻寸前の曲がり角、出会いはいつも突然に、ラブストーリーは突然に起こるものだが、N先生、いやN先生様とお呼びしよう。何故なら、N先生様は尊敬すべきお方であるからだ。そして、「様」の文一マス埋まるからだ。
 で、そのN先生は(「様」づけは2回で飽きた)、いかにも若々しい、もしかして18歳とかじゃないだろうか、実は同い年なんじゃないか、というような、春らしいフレッシュなオーラをまとって登場した。N先生がジャニーズのオーディションを受けたことがないと聞いて私はとても驚いたほどだ。 
 もし受けていたならば、「KAT-TUN」の「N」は「(苗字)」の「N」だっただろうし、「SMAP」も「SNAP」になっていただろう。「SMAP」の「M」は別に誰の頭文字でもないことに、書いてから気付いた。
 でも、もしジャニーズのオーディションを受けていたら、きっとそれはもっと大変だっただろうと思う。熱狂的なファンが学校に押しかけてきても困る。一階でTシャツとかデビューシングル(「ジュニアハイスクールララバイ」とかどうだろうか)を売られても困る。
 もしそれを追い払うためにN先生が「そんなに君たち、ぼくのことを追いかけて来ないでくれないか?……君たちを見ていると、好きになってしまうかもしれないから…(はぁと)」などと言おうものなら、ファンはより熱狂するだろう。そのときは、ファンは地平線の彼方まで、銀河系の外まで追いかけてくるだろう。そんなことにならなくてよかった。先生のその破壊的な魅力、ジャニーズに置いておけば、宇宙戦争、窃盗罪(心の)、想像妊娠、その結果として想像人口爆発が起きてしまいますもんね。


 さて、ジャニーズで上手く字数を稼げたが、先生の授業も素晴らしくよかった。今、「素晴らしい」という言葉を使ったが、本当は、そんな陳腐な言葉じゃ足りないぐらいだ。言葉で言い表すことは不可能だ。BUMP OF CHICKENに言わせれば本当のありがとうはありがとうじゃ足りないし、ゴスペラーズに言わせれば愛してるって最近言わなくなったのは本当に君を愛しているからだし、Dreams Come Trueに言わせれば、愛してるというだけで涙が出ちゃうものだ。書いた後、あまり関係ないことに気付いた。つまり、N先生の素晴らしさは、今ある言語じゃ伝えることは不可能ということだ。今つくろう。「スーパーウルトラデリシャス大車輪山嵐素晴らしい」。


 時間が来てしまった。まだ、書き足りないというのに。これからも、スーパーウルトラデリシャス大車輪山嵐素晴らしい授業をお願いします。
 未来への希望を感じさせるメッセージだ。




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