すきすきだいすきあいしてる。

クビシメロマンチスト』、読み終わりました。
(以下、ネタバレあり)



■真面目レビュー


人は誰かに殺され、人は誰かに殺される可能性がある。
その目的はなんであろうと、人は誰をも簡単に殺せる。
まるで、呼吸をするように自然に。
自分のために殺し、自分のために殺され、
友人のために殺し、友人のために殺される。
全てが解けていったときの興奮、恐怖。
全ての感情は、今まで人間にむけたことのない感情でした。
全ての人間が恐ろしくなり、全ての人間に共感する。
人殺しを楽しむ問題作、それが『クビシメロマンチスト』です。


■不真面目レビュー
(めっちゃネタバレのため、見たくない人はスクロール)


最初、表紙の巫女子が犯人だと思ってたんだけどね。
すげぇ、途中から可愛く思えてきてさ。うん。
でもさ、途中で死んじゃうじゃん。
頭来たね。犯人に。うん。
そしたらさ、犯人巫女子ちゃんじゃん。何だよそれ。


何ていうんだろう、栄養素的にはカプサイシンみたいな?
刺激物だよね。確実。
でもさ、後半めちゃくちゃ怖いじゃん。
人ってこんなに怖くなれるんだなー、みたいな。
もうさ、読み終わったときは夜中だったんだけどさ。
寝れないんだよ。怖くて。
もうさ、電気つけたまま寝たもん。うん。
そういう意味ではさ、カフェインっぽいのかな。



あ、滅茶苦茶面白いですよ。怖いけど。


今日の教訓。
疑わしい奴は片っ端から殺していけ。
最後に残った奴が犯人だ。


あんな話、よく考え付くよなぁ・・。


人気blogランキングへ・・必ずクリックをお願いします。
本館 『DM喫茶 あまやどり』へ